端末間同期を設定する

Capture Coreの端末間同期を有効にして、PC同士をペアリングする手順です。QRコードでのデバイス登録、相互登録が必要な理由、同期されるフォルダの範囲までを開発者が説明します。

Pro限定 最終更新 2026年10月19日(v1.1.282 時点の画面です)

端末間同期をオンにすると、Capture Coreの保存フォルダの中身が、端末同士の直接通信で同じ状態にそろいます。 デスクトップで撮った画像がノートPCのライブラリにも現れ、どちらで整理しても両方に反映されます。

このページでは PC同士をつなぐ手順を説明します。 Androidスマホとつなぐ場合は、先にこのページでPC側をオンにしてから Androidスマホとつなぐへ進んでください。

設定を始める前に

次の3つを先に知っておくと、つまずかずに済みます。

お互いを登録し合わないとつながりません。 Aの端末にBを登録するだけでは不十分で、 Bの端末にもAを登録して、はじめて接続されます。片方だけだと「未接続」のままです。 手間に見えますが、自分で許可した端末としかつながらないようにするための 安全の仕組みでもあります。

双方向の同期です。 片方の端末で削除すると、もう片方からも消えます。 全端末のライブラリを同じ状態にそろえるための設計です。 意図しない大量削除に備えた仕組みについては大量削除ガードと復元をご覧ください。

同期されるのはメインの保存先だけです。 設定で保存先2・保存先3を登録していても、 それらは同期の対象になりません。

PCで同期を有効にする

  1. 設定画面を開き、「エディション」を選びます
  2. 「デバイス間同期」セクションの「デバイス間同期を有効にする」をオンにします
  3. 内蔵の同期エンジンが起動し、「稼働中」と表示されるまで待ちます

別のソフトをインストールしたり、設定ファイルを書いたりする必要はありません。 同期エンジン(Syncthing)はCapture Core本体に組み込まれています。

Capture Coreの設定画面「デバイス間同期」。内蔵Syncthingが稼働中で、このデバイスIDのコピー・QR表示ボタン、相手のデバイスを追加する欄とペア済みデバイスの一覧、クリップボード同期のトグルが並んでいる
設定 → エディション → デバイス間同期

もう1台のPCとペアを組む

両方のPCで同期を有効にしたら、お互いのデバイスIDを登録します。

デバイスIDは長い文字列なので、手入力はおすすめしません。次のどちらかで渡してください。

片方から登録すると、もう一方のPCに接続要求が届きます。「承認」を押すと相互登録が完了します。

Capture Coreの設定「デバイス間同期」のペアリング欄。相手の端末SC-51Gからの接続要求が「承認待ち」と表示され、横に承認ボタンがある。その下に相手のデバイスを追加する欄と、ペア済みデバイスとして接続中のMacBookが並んでいる
相手から登録されると「承認待ち」に要求が表示されます。「承認」を押すと相互登録が完了します

続いて、共有するフォルダの提案が届きます。こちらも「承認」してください。 Capture Coreの撮影フォルダは、どのPCにインストールしても共通のIDを持っているので、 複数のPCでオンにすると、1つのライブラリにまとまります。 「あの画像、どちらのマシンで撮ったか」を探し回る必要がなくなります。

つながったことを確認する

接続されると、両方の端末のデバイス一覧に緑のインジケータが付きます。 それ以降は、撮ったそばから自動で相手に届きます。

Capture Coreの設定「デバイス間同期」のペア済みデバイス一覧。SC-51GとMacBookの2台がどちらも緑のインジケータ付きで「接続中」と表示され、それぞれに解除ボタンがある
ペア済みデバイスが「接続中」になれば完了です。以降は自動で同期されます

転送の進み具合など、もっと詳しい状態を見たいときは、 「管理画面を開く」から同期エンジンの管理画面を開けます。

相手がオフラインのあいだは同期が保留され、次につながったときにまとめて同期されます。 同じネットワーク内なら端末同士が直接つながり、離れた場所にあっても、 両方がインターネットに到達できれば接続されます。どちらの場合も画像がクラウドに保存されることはありません。

共有フォルダで避けること

同期が始まったあと、共有フォルダの中身を手で大掃除しないでください。

特に .stfolderという目印ファイルを消すと、同期が止まります。 同期エンジンが同期するフォルダを識別できなくなり、「folder marker missing」というエラーになります。

画像の整理はCapture Coreのライブラリから行ってください。

同期をやめたいとき

「デバイス間同期を有効にする」をオフにすると、同期エンジンが停止します。 すでに各端末に届いている画像は、そのまま各端末に残ります。

つながらないときは

「ずっと未接続のまま」「最初は動いたのに止まった」といった症状は、 原因がいくつかに絞れます。同期がつながらない・途中で止まるときをご覧ください。

この機能でできることの全体像は 機能解説ページ で紹介しています。

← マニュアルの目次へ戻る