Feature — Edge Launcher

キーを覚えなくても、画面の端から呼び出せる
画面端ランチャー

ショートカットキーは、覚えてしまえば一番速い方法です。ただし覚えるまでは使えませんし、月に数回しか使わない機能ほど忘れます。画面端ランチャーは、画面の端や角にポインターを当てるだけで、撮影や切り替えのボタンが開く仕組みです。全画面で動画を見ている最中でも呼び出せます。設定でオンにすると使えるようになります。

1. ショートカットは、覚えるまで使えない

Capture Coreは、ほとんどの操作をキーボードで完結できるように作っています。慣れた人にとっては、これが一番速い方法です。

ただし、速さの前に「覚える」という段階があります。範囲を撮るキーは体が覚えても、スクロール撮影や前回と同じ範囲のように、月に数回しか使わない機能のキーは忘れます。マウスで作業している最中に、キーへ手を戻すのが面倒な場面もあります。

画面端ランチャーは、その隙間を埋めるために作りました。画面の端にポインターを当てると、アイコンが扇状に開きます。押せば撮影が始まります。覚えておくことは「どの端に置いたか」だけです。

初期状態ではオフになっています。設定の「画面端ランチャー」をオンにすると出てきます。使わない人の画面に、勝手に何かを出さないための既定です。

2. 中心から3段で広がる

開いた扇は3段の構造です。中心は「アプリを開く」で固定されています。2段目には、よく使う機能を最大3つ置けます。2段目の項目にポインターを重ねると、その先の3段目が最大6つまで広がります。

既定の並び

中心
アプリを開く固定・入れ替え不可
2段目
スクショ テキスト 空き
3段目
全画面 スクロール 同じ範囲 タイマー
3段目
翻訳 クリップボード履歴 定型文
上の3段目は「スクショ」に、下の3段目は「テキスト」にぶら下がっています。2段目は最大3枠、3段目は2段目の項目ごとに最大6枠です。

この形にしているのは、よく使うものほど手前に置くためです。範囲を撮るだけなら2段目で終わります。スクロール撮影のように、たまにしか使わないものは1つ奥の段に置いておけば、普段は目に入りません。

3. 置ける場所は6か所

上・中央、下・中央、そして四隅の6か所から選べます。置き場所によって、待機中の見え方が変わります。

置き場所 待機中の見え方 開き方
上・中央 / 下・中央 幅52ピクセル・高さ4ピクセルの細い帯が見えます 帯にポインターを当てると、半円状に開きます
四隅(左上・右上・左下・右下) 何も描かれません(見えない待機領域だけがあります) 角にポインターを当てると、90度の扇が開きます

帯が見えているほうが分かりやすい人は上下の中央を、画面に何も出したくない人は四隅を選ぶことになります。どちらの場合も、扇は画面の内側へ開きます。タスクバーがその端を覆っていても、アイコンは見える位置に出ます。

画面の端にポインターをぶつける操作なので、狙う必要がありません。モニターを1枚で使っているなら、マウスを勢いよく上へ動かせば、ポインターは画面の端で止まります。角に置いた場合は、さらに大まかな操作で届きます。斜めに動かし切れば必ず角に着きます。

4. 全画面の動画の上からでも開く

動画を全画面で再生している最中に、気になった場面を撮りたいことがあります。このとき、プレイヤーの窓が画面いっぱいに広がって、待機中の帯を覆ってしまいます。ポインターを当てても、その下にいるランチャーには届きません。

そこでCapture Coreは、ポインターの位置そのものを見ています。カーソルが設定した端や角に当たったことを検出すると、ランチャーを手前に引き上げて開きます。プレイヤーが上に乗っていても、扇はその上に出ます。

この仕組みがあるので、動画を止めずに撮影へ進めます。撮った画像の名前はプレイヤー連動リネーム(Pro)で自動で付けられるので、全画面のまま作業を続けられます。

できないことも書いておきます。排他フルスクリーンと呼ばれる再生方式(一部のプレイヤーの高画質設定や、一部のゲーム)だけは、この方法でも開けません。この方式は他のウィンドウを一切上に出さない仕組みのため、Capture Coreに限らずどのソフトも重ねられないからです。その場合はホットキーで撮ることになります。

5. 手前に出るが、邪魔はしない

常に手前に出る窓は、扱いを間違えると作業の邪魔になります。ランチャーの窓には、次の性質を持たせています。

  • フォーカスを受け取りません。文字を入力している途中に開いても、カーソルは元のウィンドウに残ります。書きかけの文章に戻るための操作が要りません
  • タスクバーに出ません。Alt+Tabで切り替わる対象にもなりません
  • ポインターが離れると畳まれます。閉じるための操作が要りません
  • 待機中に占有するのは画面の端だけです。上下の中央なら高さ4ピクセル、四隅なら見えない小さな領域です
  • 自分の撮影には写りません。撮影の直前に隠れ、撮り終えると元に戻ります。v1.1.143以降は、スクロール撮影の間も隠れたままです

一方で、ほかのソフトでの画面録画やVRのデスクトップ表示には、ランチャーも写ります。以前は録画から外す設定にしていましたが、環境によっては黒い四角として写ってしまうため、v1.1.134でやめました。

6. 中身を自分の道具箱にする

並べる項目は入れ替えられます。撮影系だけでなく、次のようなものも置けます。

分類 置けるもの
撮影 範囲・全画面・スクロール・同じ範囲・タイマー・テキスト抽出・翻訳
開く アプリ・保存フォルダ・保存先フォルダの選択・設定・クリップボード履歴・定型文・定型文の登録画面
切り替え クイックトレイ・連動リネーム・撮影サムネイル・デバイス間同期のオンオフ
保存の設定 保存形式(JPG・PNG・WebP・BMP・GIF・TIFF)・保存先の切り替え(メイン / 2 / 3)

設定画面には実物と同じプレビューが出ます。項目を入れ替えると、その場で扇の形が変わります。画面の端まで行って確かめる必要はありません。

たとえば、動画から素材を集める日は「同じ範囲」と「保存先の切り替え」を2段目に上げておく。資料を作る日は「スクロール」と「テキスト抽出」を前に出す。そういう組み替え方ができます。

この入れ替えはProの機能です。無料版では既定の並びをそのまま使えます。位置を6か所から選ぶこと、オン・オフの切り替えは無料版でもできます。

7. キーボードで完結したい人へ

この機能は、マウスを持っている人のためのものです。ランチャーを開くための専用キーはありません。ポインターを端に当てることが、開く操作そのものだからです。

キーだけで進めたい場合は、ホットキーのほうが速く終わります。Capture CoreはF1でショートカット一覧を開けて、その場でキーを割り当て直せます。左手デバイスに割り当てる方法は左手デバイスでスクリーンショットで解説しています。

両方を使い分けても構いません。よく使う2つか3つはキーで、たまにしか使わないものはランチャーで。覚えるキーの数を増やさずに、使える機能の数を増やせます。

8. 無料版でできること、Proが要る場面

ランチャーそのものは無料版で使えます。次のことができます。

  • 画面端ランチャーをオンにする
  • 置き場所を6か所から選ぶ
  • 既定の並び(スクショ・テキスト抽出とその先の機能)を使う
  • 全画面のプレイヤーの上から呼び出す

並びの入れ替えがProの機能です。2段目・3段目に何を置くかを、自分で決められるようになります。なおProから無料版に戻った場合、並びは既定の状態に戻ります。位置とオン・オフの設定は残ります。

そのうえで、使う場面には線を引いています。無料版でお使いいただけるのは個人の私的な利用の範囲です。仕事でお使いになる場合はProのライセンスが必要です。会社や団体での使用、個人事業主・フリーランスとしての業務が含まれます。買い切り¥4,980(税込)で、1ライセンスにつき3台まで使えます。

これはライセンス条件(規約上の定め)です。無料版に、仕事での利用を技術的に妨げる仕組みは入れていません。機能を試したうえで判断していただけます。

9. よくある質問

画面の端にずっと何か出ているのは、邪魔になりませんか

上・中央または下・中央に置いたときに見えているのは、幅52ピクセル・高さ4ピクセルの細い帯だけです。四隅に置いた場合は何も描かれません。角にポインターを当てたときだけ開きます。そもそも初期状態ではオフになっているので、設定で「画面端ランチャー」をオンにしたときから出てきます。

ゲームや動画の全画面表示でも呼び出せますか

ボーダーレスの全画面(枠なしのウィンドウを画面いっぱいに広げる方式)なら呼び出せます。動画プレイヤーの多くはこの方式です。一方、排他フルスクリーンと呼ばれる方式だけは呼び出せません。この方式は他のウィンドウを一切上に出さない仕組みのため、Capture Coreに限らずどのソフトも重ねられません。

作業中のウィンドウが、非アクティブになりませんか

なりません。ランチャーの窓はフォーカスを受け取らない設定で作ってあります。文字を入力している途中にランチャーを開いても、カーソルは元のウィンドウに残ったままです。タスクバーにも出ません。

モニターが2枚以上あるときは、どちらに出ますか

メインのモニターに出ます。サブモニターの端に置くことはできません。拡大率の違うモニターを並べた構成でも、メインのモニターの端や角に出ます(v1.1.147で、メインの中央寄りに出てしまう不具合を直しました)。サブモニター側で作業しているときは、ホットキーのほうが手数が少なくなります。

中身の入れ替えは無料版でもできますか

並びの入れ替えはProの機能です。無料版では既定の並び(スクショとテキスト抽出を中心にしたセット)をそのまま使えます。位置を6か所から選ぶこと、オン・オフを切り替えることは無料版でもできます。なおProから無料版に戻ると、並びは既定の状態に戻ります。位置の設定は残ります。

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